2017年05月20日 舞台のこと
緑泉会が済みました。やはり「蝉丸」と「通盛」は大曲でした。 懸案の「蝉丸」の物着は、毎回多少のトラブルがあり、その都度対策を講じるのですが、なかなか満足のいく結果に至りません。考え付いたこともありますので、次回はもう一工夫して、上を目指したいと思います。 「通盛」は前半船の上での演技になりますから、かなり制約があり、難しいですね。シテ以外の役は勤めたことがあるのですが、まだシテを勤めたことがないので、いずれ取り組んでみたいと思っています。「通盛」は独特の節もあり、前半の船上の演技も含め、難しい、ですから上等な曲、つまり名曲と言えるのだと思います。お役は皆さん熱演でしたね、ご来場の皆さま、ありがとうございました。
2017年05月19日 舞台のこと
第12回奥川恒治の会のリーフレットが出来上がました。本日はご希望してくたさる皆様に、ご案内の発送を致しました。会員制にしているわけではないので、ご希望方皆さんにお送りしています。このご案内を受けとると、「売り出し日より早くお申し込みいただける」という特典?が付いています。今年は「俊寛」という曲で、現在物(生きてる人のリアルタイムな芝居)なので、解りやすいと思います。曲の詳細はHPでご紹介致しますが、今年も多く方にご覧いただけますと幸いに存じます。9月24日(日)です、まだ先のように思いますが、あっという間に時が経つんですよね。準備万端整えて、舞台に臨みたいと思います。この度もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
2017年05月18日 舞台のこと
緑泉会の申し合わせが済みました。曲目は杉澤師と津村師の「蝉丸」と鈴木師の「通盛」でした。2曲共になかなかヘビーな曲です。「蝉丸」は後見のお役をいててだいております。何度かさせて頂いておりますが、舞台上で装束を変えるのは、骨がおれます。特に「蝉丸」の場合は、鬘を取り、僧の帽子を着けます。頭に被るものは、大方形が出来上がっていますので、頭上で固定することに神経を使えばいいのですが、僧の帽子の場合は、形をその場で作らなくてはいけません。舞台上は鏡もありませんので、手感覚で着けることになります。ですから、とても難しい!のです。手順など頭のなかでよく整理しまして、当日は手際よく、キレイに着けあがるように、努めたいと思います。 「通盛」は地謡なので、楽しみです!
2017年05月17日 舞台のこと
14日(日)九皐会での「杜若」は色々な反響をいただき、改めて感謝申し上げております。この度の「杜若」は地頭が遠藤喜久師、主後見が鈴木啓吾師でした。いまを去ること数十年前、矢来能楽堂で一緒に暮らし、修行を共にした兄弟です。その三人で舞台の主だった所を、先輩方の手を借りず勤めました。二人にとっても、きっと感慨深い舞台だったのではないかと、思っています。思えば、兄弟たちと一緒におもいっきり舞台を勤められるなんて、なんと幸せなことでしょうか。みんな自分の仕事を全うすることに全神経を注ぎ、一つの舞台を成功さるため、勤めたように思います。地謡も後見も後輩たち一人一人が心を持って、勤めてくれていることが伝わり、個々が責任を果たせるならば、間違いがない舞台になると思いました。お陰さまで、舞っていた僕はとても幸せな舞台になりました。
2017年05月16日 日々のこと
14日(日)に九皐会で勤めさせて頂きました、「杜若」の感想をお寄せいただいております。20代の頃はお手紙で頂くことが多く、それを楽しみにしていたこともありました。近年は通信手段の発達で、メールのような形で頂くことが増えました。ご覧頂いた感想は、良きにつけ、悪しきにつけ、糧になります。貴重なお時間と、お気持ちをいただくことに、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
上へ
戻ります

観世流能楽師 奥川恒治能のHana

CLOSE