2016年03月20日 柏崎後記過去のHana

昨年の11月から稽古を始めた「柏﨑」、13日(日)の九皐会で勤めることができました。
長い時間稽古にお付き合い頂きました、師匠、若先生をはじめ、皆様に御礼申し上げる次第でございます。少しほうけているうちに、一週間が経ちました。

「柏﨑」はいろいろな意味でイレギュラーの多い曲でした。
言葉の使いよう、前半のボリューム(長文のふみも含め)、後半の通常では見られないクリ、大ノリ地、サシ、クセといった展開、またクセの出だしの静けさから移る後半の勢い、型でも通常の感覚とあえて反対方向に動くような舞の道筋等々、気の抜けない曲でした。終演後の激しい脱力感も、久しぶりに感じたように思います。

後半は夫の形見の衣を身につけるのですが、今回はお納戸地の水巻模...続きを読む

2016年03月04日 三月九皐会過去のHana
年が明けたのが昨日のことにように思いますが、瞬く間に2月も過ぎました。
今年は閏年で1日多かったのに・・・。

3月13日(日)は九皐会で「柏﨑」のシテを勤めさせていただきます。「柏﨑」は親子再会の狂女物で、習物ではありませんが、曲としましては大物になります。平たく言うと、滅多やたらとできない曲なんです!

以下、『柏崎』のあらすじのご紹介です。


家臣小太郎(ワキ)は主人の形見の品と子息花若(子方)の文を携え、
訴訟地鎌倉から柏﨑(新潟)へと戻ってきます。
帰り着いた小太郎を夫が戻ったかと迎える花若の母(前シテ)に、小太郎は何も言えません。
小太郎は不審がる花若の母に夫の死、花若の出家を告げ、形見の品や文を渡します。
一時に夫と子供を失う母の悲し...続きを読む
2016年01月25日 新春のお知らせ過去のHana
1月も半ばを過ぎましたところ、急に厳しい寒波に襲われ、大変ですよね。今年も皆さまのご健勝を祈念致しております。申年は人偏を付けて伸びる年になるそうです、どうぞ素敵な躍進の年になさってください。

能を楽しむと書いて能楽と申します、今年はぜひ楽しんでみようかとモクロンでいます。

さいたま新都心ラフレでのアフタヌーンティは、お話とデザートなのでとても楽しく、一年経ってご参加の皆さんもお互いに慣れ、かなり自由にお話しされています。自由な感じがなんとも言えずいいんですよね。
でもたまには外の風にも当たりたいとか、欲も出るわけです。4月からは「隅田川」を致します。6月に終わった後、舞台となりました、梅若塚など謡跡を訪ねる遠足に出かけるのも楽しいかなーと思っております。物語を知ったあと、その地へ足を運んでみるのも一興かと。
4月...続きを読む
2015年12月30日 年末のご挨拶過去のHana
今季は暖かい冬のようで、厳しい寒さの続く冬よりいささか体に優しい気がします。
年の瀬を迎え一年を振り返ってみますと、師匠の傘寿の記念会、自身の会十周年、社中華友会の二十五周年記念大会と大きな催しがありました。それぞれの会で確実に得られるものが有り、得がたい成果をあげられたと思っています。社中の記念大会では出演者一人一人が高みを目指して努力し、厳しい一面を持ちながらも、楽しむ心を忘れず、当日は上質な緊張感が保たれ、その点は特筆すべきことでした。

僕は自身の会の十年目を迎えられ、早いものだとしみじみと思います。会の継続は厳しい面もあるのですが、もう少し頑張ってみようと思っています。ご支援いただいておいります皆様、今後共宜しくお願い申し上げます。

また、今年は多くの小、中学生と接する機会に恵まれました。子供たちの反応は大変素直で率直...続きを読む
2015年11月19日 「能楽アフタヌーンティー」無料体験&説明会のご案内過去のHana
上へ
戻ります

観世流能楽師 奥川恒治能のHana

CLOSE