2017年04月27日 日々のこと
昨日は秋田県唐松能楽殿での薪能終演後、応援に駆け付けてくださった方達と内輪の打ち上げをしました。気温が低かったので、いささか心配していましたが、皆さんお元気。打ち上げのメインは男鹿名物石焼き鍋、樽桶に味噌仕立ての汁と魚介類を入れておき、熱した石を入れます。瞬時に沸騰し中の魚介も煮込まれるといういささかワイルドなお料理です。パフォーマンスは極めて高く、お味も大変よろしい物でした。冷えた体が暖まり、お話しも弾む秋田夜となりました。今朝は快晴、角館に向かった一行は、秋田の桜を満喫できたことと思います。ご遠方遥々と、感謝感謝の秋田公演でした。
2017年04月26日 舞台のこと
秋田の唐松能楽殿で「石橋」の白(親獅子)をさせていただきました。初役だったので、披きになりました。なかなかさせていただく機会も無いので、ありがたいことでした。雨が降ってしまったのが残念でしが、思い出に残る舞台になりました。赤(子獅子)は何度かさせていただきましたが、全く違う世界観がありました。また、いつか舞えるといいなー
2017年04月25日 お稽古のこと
謡のお稽古も年数が経ちますと、節や速度だけではなく、その役の言葉はどんな気持ちで言うといいのか?と言うような話にもなります。「安達原」という曲では、ワキの山伏は「一夜の宿を貸したまえ」と鬼ババと知らずに宿を借ります。ここではどんな風に借りるのだろう。修業を積んだ凄い山伏がちょっと強気で、また陸奥の旅先で修業を積んだ身としても夜露は厳しく、お願いして。そんな話しをして考えてもらいます。それぞれに自身の山伏像ができ、気持ちが変わり、自ずと謡も変わります。ここが能の演劇としての楽しさの一つでしょうか。グループのお稽古の場合、色々な山伏が現れ、それぞれの人の浮かび上がるイメージを聞いているのは、僕としましても楽しい所です。
2017年04月24日 お稽古のこと
朗読をやっていらっしゃる方が、謡のお稽古もしています。謡の方が日が浅いのですが、謡も本格的にお稽古したいとのご意向です。朗読のためボイストレーニングまでされているので、声も明瞭で発音もはっきりしています。素晴らしいのですが、謡は音よりも息が先行しますので難しい場面も出てきます。ご本人曰く「二兎追うものは~」という事は重々承知の上で、頑張りたいとのことでした。疑心暗鬼ながら違うところや改善点を提案し、実際にやっていただきました。苦労はします、が、段々できるようになっていくのです。本人も完全ではないものの、方向が見定められ合点がいったようでした。厳しい場面もありましたが、お互いに納得がいき、良かったと思える稽古になりました。
2017年04月23日 舞台のこと
九皐会別会が済みました。ご来場の皆さまには厚く御礼申し上げます。 三輪の白式神神楽は、やはり別格な小書でした。副後見をさせていただきましたが、あらゆる面で特別な事が多く、気が抜けませんでしたが、なんとか無事に勤められまして一安心しました。 後見のお役をいただくことも多いのですが、臨機応変に咄嗟の判断で対応していく役目なので、なかなか満足の行く十分な対応に至らず、おシテにもお客様にも申し訳ない結果を招くことも多々あります。今日もいくつか反省と改善の材料がありました。くしくも8月に同じ三輪白式神神楽の後見を拝命しておりますので、改善して進歩したいと思います。
上へ
戻ります

観世流能楽師 奥川恒治能のHana

CLOSE