2012年02月03日 自覚と責任、新年には夢と希望を!過去のHana

2月1日、昨年の7月に認定を受けておりました、重要無形文化財(総合指定)の認定式。ならびに日本能楽会の会員証授与式が渋谷の観世能楽堂で厳かに執り行われました。 日本能楽会会長野村四郎氏より、祝辞と共に厳正な審査の上、文化財の認定を受けた旨を伺いました。また、諸先輩より斯道に益々精進し、能楽の普及に努めるようにとのお話しがありました。自覚と責任を持って、これからの舞台生活を送って行かなければいけないわけです。

今年は1月3日から金沢の石川県立能楽堂で公演があったため、2日に金沢へ参りました。午後の列車だったので、午前中は子供(子方)の稽古をしていました。2日はもう通常の通りの生活でしたので、年末年始もゆっくりできたのは元旦だけでした。そのためか今年は1月がとても長く感じられ、2月の今では3月くらいの気がします。今年はスタートが早かった分、途中で息...続きを読む

2012年01月03日 謹賀新年過去のHana

あけましておめでとうございます。本年も「能のHana」を宜しくお願い申し上げます。
昨年は本当に大変な年でした、多くの問題はほぼ解決されることなく、今年へと繰り越されてきました。これからまだまだ厳しい時が続くことでしょうが、昨年の象徴「絆」を忘れずに乗り越えて参りたいものです。辛いことの多かった年でしたが、この言葉を耳にするにつけ、日本人の良さを再認識でき、誇りを持てる年でもありました。善きことは継続され、私も乗り遅れないように付いて行きたいと、年始にあたり改めて思っております。
 
さて本年は最初に西荻塾(謡曲教室)の「新春体験教室」からご案内申し上げます。ご好評を戴いております西荻塾ですが、きっかけがないとなかなか踏み出せないものです。そこで一度きりの体験教室へのご参加はオススメです。謡や師匠との相性も計りやす...続きを読む

2011年12月17日 福を招く新春講座過去のHana

12月も半ばを過ぎ、何となく気忙しくなってまいりました今日この頃です。

新年もそこまで来ていますので、1月に企画しております西荻塾での
新春謡曲体験講座「高砂を謡いましょう」をご案内申し上げます。

『高砂』は「高砂や~」で有名な曲目で、結婚式などでもよく謡われます。
前半の主人公は白髪の老夫婦で、天下太平、国土安穏、五穀豊穣といった事が長い年月続いた中で暮らしており、2人はその白髪が故に象徴的なものにもなっています。
多事多難な本年ではありましたが、来年はぜひ「高砂」の世界にあやかるべく、願いを込めてご参加の皆様と謡いたいと思います。
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2011年12月01日 鉢木後記過去のHana

27日に「鉢木」が済みました。 当日はお天気にも恵まれ、会場はありがたいことに満員御礼となりました。 ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。

満員の会場のせいか、大雪が降る「鉢木」のわりに、場内の温度は高く、熱い?「鉢木」となりました。後シテで平伏している時に、汗がボタボタ滴り、小さい水溜まりができました。
今年は6月に自身の会で「望月」、この度の「鉢木」と現在物の大物を二番務めさせていただきました。両曲とも場面転換や芝居の進行など、細部に至まで工夫が凝らされて、素晴らしい演目でした。「望月」は能舞台をあまねく使いながら場所と場面を変え、「鉢木」は言葉によって時間を経過させ場面を展開して行きました。どちらも能の持つ劇性と奥行きを改めて認識した次第です。

来年は3月に九皐会で「熊野...続きを読む

2011年11月14日 「班女」済みました過去のHana

5日(土)の九皐会で「班女」をさせて戴きました。あっという間に日が経ってしまいましたが、ご来場戴きました皆さまには改めて御礼申し上げたいと存じます。ありがとうございました。

昨年の100周年記念の「花筐」に続いての狂女物となりました。狂女物はなんといっても最初に飛ばして出るという点が、じっくり盛り上げていくものと異なった難しさや、大変さがあります。謡い続けて動くはやはり大変ですね。
昨年の「花筐」と同じ狂女物ということもあり、ほぼ同じ出で立ちになりました。また他の事情もあり、後シテの装束は常の唐織にせず縫箔腰巻を着させて戴きました。唐織よりソフトな生地になるのでちょっと生々しい感じもするのですが、常と違った風情になったのではないかと思います。前シテは常の通り唐織を来て出ましたので、中入の僅かな間に着替えて出ることになりまし...続きを読む

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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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