舞台のこと

2017.06.18

能を知る会の東京公演が済みました。本日は国立能楽堂に、満員のお客様にご来場賜りました。ありがとうございました。能は「一角仙人」、額に1本の角を生やしている仙人のお話しです。内容は神通力の強い仙人が龍神を閉じ込めたため、雨が降らなくなり、刺客に美しい女性を派遣し、お酒を飲ませて酔った隙に龍神が脱出するという、わかりやすいお話です。場面転換もよく、面白い能なのですが、舞台上に出すものが多いのです。龍神が乗っている台、その上に閉じ込めた岩屋、仙人の住む小屋、舞台上に一人で運べない物が3つも出るのです。その上登場人物も多いので、後見や楽屋内は大忙しです。それにしましても、この曲はシテに限ります。自由にやれたら「さぞかし楽しかろう!」という曲なので、いずれ是非勤めてみたいと思っております。

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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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