お稽古のこと

2017.08.05

九皐会が済みました。師匠の「通小町」は圧巻の迫力でした。袴能の場合は面や装束が無い分、動きやすいと思いますが、頼れる所もなく、素のままで一曲を通して行くのは、見ている以上に大変なように思いました。面や装束に頼れる部分が無いというのは、厳しいてすね。
地頭を勤めさせていただきました、「安達原」はなんとか無事に済みました。シテの長山禮三郎師からへ「ありがとう」と言っていただき、先ずは一安心でした。大鼓の亀井忠雄先生には頑張ってかかって行ってみましたが、懐があまりにも広く、微動だにされることもなく、その大きさにただただ驚くばかりでした。先が見えないほど、奥が深く、頂上の高さに尻込みしがちなのですが、足元から大切にして、先を目指したいと思いました。今日の経験は格別物になりました。配役から本日のご出演の皆さま、ご覧頂きました皆さまに、御礼申し上げる次第でございます。

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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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