Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2017.08.19舞台のこと...

能楽BASARAが済みました。三輪の白式神神楽は、お母様の33回忌に手向けられたものでした。シテ駒瀬師の奈良好きは、お母様の影響もあるのでしょうか?とてもよいお手向けになったのではないかと、思います。
小書(コガキ)と申しまして、番組の曲名の左下に小さく何か書いてありますと、小書(演出替)となります。小書も色々とありますが、三輪の替わりかたは、凄いです。最初から最後まで、至るところが違いますから、演出替と言うよりは、三輪の物語を元に、違う曲を作ったような感じです。また、内容も複雑な上に、精神性も極めて高いものになりますので、特別な曲になるわけですね。後半は息もつかせぬような感じで、次々と特別な場面が続きます。舞台上の全ての人が大変なのですが、ご覧いただくには面白いのでないかと思います。今年は九皐会の関係で2回出まして、2度とも後見をさせて頂きました。2回とも無事に済みまして、ホッとしました。ご来場の皆様には、厚く御礼申し上げる次第ございます。
ありがとうございました。

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