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端午の節句を明日に控え、5月人形を飾りました。右の甲冑武者は僕の祖父母が、左の若武者は子供の祖父母から、それぞれお祝いにいただいた物でした。そして真ん中の額に入っている甲は30年近く前に、独り者の狭い部屋にでも飾れるようにといただいた物でした。早いものです。一つ一つに用意してくださった方たちの思いが、込められています。本当に有りがたいことです。
僕の甲冑武者の飾りは三段あるとても立派な物です。飾れなくはないのですが、矢折れ刀尽き、張り子の虎は満身創痍という状態。かつて端午の節句という戦場で、散って行き、最後の頃は刀立てに菖蒲の花が刺さっていたような・・・母からは厳しく叱られた暴将軍(私)でした。近年は暴将軍も若干の成長を遂げ、ことのほか大切にしています。毎年武者と若武者に会うのはとても楽しみで、出して飾ることにわくわくします。用意してくださった皆さんの思いに心を馳せ、感謝と精進を忘れずに、今年も努めていきたいと思います。

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