Hana奥川恒治が綴る日々のblog

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2022年07月14日お稽古のこと

 今日も雨模様のお天気、戻り梅雨といった感じでしょうか。なんと言っても、湿度はツライですね。  今日は蓮田市慶福寺でのお稽古日でした。気温は数日前の酷暑ではないので、戸を開けて換気しながらお稽古していますと、風も通り悪くないです。  お休みはなく、皆さんお変わりなくお稽古していかれました。ゆかた会前で、皆さんセルフチェックをされているようで、自分なりの課題ができるようです。お話しを聞いて、解決策を...続きを読む

2022年07月13日コラム

 昨晩はヒドイ豪雨で、いろいろと嬉しくない記録を更新して、被害を出しました。被害の出た地域には、お見舞い申し上げる次第でございます。日中もまだまだ予断を許さず、湿度の高い不穏な一日となりました。湿度というものは、なんとも辛いですね。  本日からさいたまの講座は「三井寺」となりました。この曲は11月23日に、第17回奥川恒治の会で、上演する曲です。以前に若竹会(稽古能)で勤めさせていただきました。一...続きを読む

2022年07月12日コラム

 今年も始まりました、夏の恒例行事「装束干し」です。一年に一度、蔵の中の装束、小道具類を全て出し、風を通し、装束と包んでいるタトウ(和紙の入れ物)の状態をチェックします。  装束は数年舞台で着られないまま過ごす物もありますので、状態の確認は、大事な作業となります。とはいえ、おおかたが中年のオジサン、若手に体力ではおよびもつきません、お邪魔にならないように、できることを頑張ってやっております。  装...続きを読む

2022年07月11日舞台のこと

 今日は朝から歌仙会と申しまして、玄人の稽古会でした。囃子方に来ていただき、シテ方は舞囃子を舞わせていただきます。各人がそれぞれに決める課題曲は、近々に勤める曲であったり、将来勤める予定の曲であったりと、様々なかたちになります。  次の出番の人以外は、みんな見所で見ていますので、正面の師匠をはじめ、どこを見ても玄人のみ、否が応でも緊張感も高くなるというものです。難曲もいろいろと出ていました。これか...続きを読む

2022年07月10日舞台のこと

 本日は7月九皐会でした。一部「敦盛」シテ鈴木啓吾氏、二部「柏崎」シテ坂真太郎氏でした。  一部は「蟹山伏」(かにやまぶし)という狂言もありましたが、囃子が入って、豪華版になりました。満員に近いお客様に、お運びいただいておりまして、皆さんにお楽しみいただけたのではないかと思います。私は「敦盛」の後見を勤めさせていただきました。  二部の能「柏崎」は、子方(子役)が坂氏次女ちゃん。小学一年生になった...続きを読む

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