Hana奥川恒治が綴る日々のblog

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2022年04月14日お稽古のこと

 今日は朝から雨が降ったり止んだり、気温もぐっと下がりました。太平洋沖では、強大な台風1号が近付いているようです。夏の準備もこれからというところで、気の早い台風です。  今日は蓮田市慶福寺にお稽古に参りました。お休みの方もなく、稽古も充実しております。今年は枝垂れ桜の満開と、丁度のタイミングで合いましてご紹介しましたが、その枝垂れ桜は見事な葉桜となっていました。  本日1ヶ月遅れで満開になったの...続きを読む

2022年04月13日コラム

 今日も暑いくらいに晴れました。今朝はちょっと寝坊しまして、30分遅く朝のウオーキングに出掛けました。朝の30分は大きいですかね、人も車もいつもより増えていました。  新年度がいよいよ本格始動しはじめたようで、今日は色々なところの公演や行事の連絡がありました。だいぶ戻ってきた感じがします。  蓮田市の夏休み子供教室も、開催の予定で調整が進んでおります。この2年中止になっておりましたので、今年は開催...続きを読む

2022年04月12日お稽古のこと

 昨日は若竹会の稽古の後、四国高松へ参上しました。湿度は高めながら、気温は東京より低いくらいでした。  お稽古初回の方、ご自身の扇を手にされてとても嬉しそうで、「緊張しています!」と仰っしゃりながらも、ニコニコと楽しそうに、お稽古されていました。  中学生はご当地曲「屋島」を、はじめました。源義経が主人公で、扇を盾にしたり、太刀にしたり、クルクルと回ったり、今までしたことのない型が次から次と出てき...続きを読む

2022年04月11日舞台のこと

 今朝は若竹会(稽古能)の通し稽古でした。曲は「善知鳥」(うとう)、シテは永島充氏、なかなかの難曲です。  親子の情を逆手に取ったやり方で猟をしていた猟師が、死後、目の前にいる我が子に近づこうとすると、雲が掛かって我が子の姿は、見えなくなってしまいます。生前の因果が巡る場面です。猟師は報いを受け、更に地獄の責め苦に合うという、陰惨な曲です。生まれた環境も含め、生きるために行った猟のやり方が残酷なも...続きを読む

2022年04月10日舞台のこと

 今日も心地よい快晴、動けばかるく汗ばむようになりました。好天に恵まれた九皐会当日となりました。  私は一部の「須磨源氏」(すまげんじ)の地頭を、勤めさせていただきました。源氏物語というフィクションの登場人物である光源氏を、最終的には兜率天の住人として、神格化したような形にします。前半部分では、焚き木を取ったり釣りをしたりする労働者ながら、花を愛でる心ある老人として現れます。そしてこの老人が、求め...続きを読む

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