Hana奥川恒治が綴る日々のblog

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2022年01月30日舞台のこと

 本日も雲の多い日になりましたが、雨は降ることもなく、傘の出番はありませんでした。  今日は鎌倉能舞台で県民のための能を知る会でした。午前は、狂言「清水」善竹十郎師、能「高砂」中森貫太氏、午後の部は、狂言「二千石」(じせんせき)善竹大二郎氏、能「羽衣」中森健之介氏でした。  健之介氏は「羽衣」初演という事もあり、替え演出などせず、全て基本通りの形で勤めていました。学生鑑賞会では詰めることもしばしば...続きを読む

2022年01月29日舞台のこと

 昨日は朝のうちの曇天で、青空も見えましたが、今日は雲の多い日になりました。とは言え、冬らしい日が続き、チヂミほうれん草など、冬ならではの食べ物をいただける、真冬の楽しみも満喫しております。  本日は中野ZEROホールでの公演でした。やはり「碇潜」(いかりかづき)は大掛かりな曲でした。時間的には、長い曲ではありません。前半は展開よく、後半はクセが有るものの、二位尼が型をし、安徳天皇もそれにつれて型...続きを読む

2022年01月28日舞台のこと

 今朝は雲が残る曇天で始まりました。今日は矢来能楽堂で明日の中野ZEROホールでの、「碇潜」(いかりかづき) の申し合わせがありました。  現行の観世流の本によりますと、後半は平知盛の亡霊が一人で現れ、戦の場面と船のイカリを頭上に掲げ、海中に飛び込む場面を演じます。この場合船は出さないのですが、変え演出になりますと、大きな屋形船を出し、その中に二位尼、知盛、大納言の局が乗り、現れるという演出になる...続きを読む

2022年01月27日コラム

 気持ち良い青空が広がり、それ程寒さを感じない朝でした。本日も学校公演のためのビデオ撮りでした。  生の舞台の場合、臨場感が大切なので、戦う相手とのやり取り、例えば蜘蛛の糸は相手に向かって投げる、になります。映像の場合、画面一杯に蜘蛛の糸が広がる方が、ビジュアル的に面白さを増すであろうと、画面を意識して投げます。また、投げる場所と数も考え、過不足なくを心掛けます。 解説も同じ事を話すのではなく、学...続きを読む

2022年01月26日コラム

 本日は昨日鑑賞する予定で見られなかった子たちのために、矢来能楽堂でビデオ撮りを致しました。巡回公演で行うメニューを、ビデオ撮影用にアレンジしまして、よりわかり易い形にしての、撮影でした。今日の映像を見て、子供たちに楽しんでもらえればと、思います。いつの日か、舞台に足を運ぶ日が来ることを、願います。

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