Hana奥川恒治が綴る日々のblog

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2021年12月14日コラム

 今朝は快晴の高松でしたが、東京に戻りましたら本降りの雨に驚きました。日が沈みますと、気温もぐっと下がりましたね。  午後からはお稽古日で、夜は能楽堂にお稽古に参りました。雨は上がってくれたので、移動は楽になりましたが、いよいよ真冬の寒さです。  来月は新しい年になりますので、その予定表などもお配りしなければいけないのですが、日々の仕事に追われ、先の仕事へなかなか進めません。毎年の事ながら、お...続きを読む

2021年12月13日お稽古のこと, 舞台のこと

 本日は早朝からお稽古がありました。矢来能楽堂で朝8時から、曲は「松風」(まつかぜ)、大曲でした。  シテは桑田貴志氏、若竹会(稽古能)のための稽古です。私は地頭を勤めさせていただきました。来年4月には九皐会別会で勤めさせていただきますので、心して準備しております。初演の時とは違う、深淵を目指して、地謡からも詰めていきたいと思います。来週月曜日は、囃子方に入っていただいての稽古能となります。もっ...続きを読む

2021年12月12日舞台のこと

 12月九皐会が済みました。今年の九皐会の納会です。  1部は「和布刈」(めかり)鈴木啓吾氏、2部は「葛城」(かずらき)駒瀬直也氏でした。また、2部では師範の男性陣による連吟もありまして、皆さん勢揃いでお顔見せも叶いました。楽しい企画となりました。  本年もたくさんのお客様に支えられ、九皐会も12月まで無事に公演できました。新しい年も変わらず、ご来場賜りますことを、願っております。  本日も...続きを読む

2021年12月11日お稽古のこと

 本日は山口県宇部市でのお稽古でした。先月発表会を済ませ、皆さん心機一転、新しい曲を始めました。謡は新しい物語が始まり、舞は新しい型がふんだんに入ったものになりました。  「今までと違う〜!」と、皆さん歓喜の声を上げ、お教えする私もニンマリ、「次回も新しいもののオンパレードです!」と、満面の笑顔でお応えしました。  今回は、今までと違ったパターンの舞を、覚えていただきましょうね。皆さん目を三角...続きを読む

2021年12月10日舞台のこと

 本日は九皐会の申し合わせでした。  1部は「和布刈」(めかり)、鈴木啓吾氏です。九州の和布刈神社の神事を、能に仕立てたものです。干潮時神主さんが潮の引いた海に上がり、和布(昆布)を刈るものです。この場面は、ワキ方の演じるところで、一つの見どころになります。写真は和布刈神社です。  2部は「葛城」(かずらき)、シテは駒瀬直也氏で、大和舞の小書を付けての上演です。葛城の神様が役行者に依頼され...続きを読む

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