Hana奥川恒治が綴る日々のblog

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2021年10月13日舞台のこと

 今朝はしっかり雨が降りましたね、気温もぐっと下がりました。午前中は同門佐久間二郎氏ご社中の会の、申し合わせに参りました。今の事なので、会の開催には並々ならぬ努力であろうと、推察します。ご出演の皆さまには、目一杯お楽しみ頂きたいと思います。  午後からは講座に参りました。本日より「葵上」です。この曲の主人公は六条御息所(ろくじょうのみやすどころ)、源氏物語中屈指のキャラクターの一人です。この頃の...続きを読む

2021年10月12日舞台のこと

 高松も曇天でしたが、東京に戻りますと、空はもっと暗くなっていました。怪し気なお天気だと思っていましたら、やはり降り出しましたね。  秋もなかば、あちらこちらでススキを見かけます。先日の九皐会の「井筒」は、生木(本物)のススキが作り物に付いていました。いい風情だと思いながら眺めていましたら、特徴のある葉、白い模様が入った独特の葉、見覚えがありました。シテの永島氏に聞いたところ、新井麻衣子さんのお...続きを読む

2021年10月11日コラム

 高松に参りました。日中は雨が降っていましたが、いつの間にか上がっていました。飛行機の都合で早く来ましたが、毎月伺っているので、要領よく事務仕事も片付きます。海に近い所に来ますので、風に乗った磯の香りが心地よく、気分もいいですね!  高松では今年の新しいオリーブが漬け上がったようで、店頭に並んでいました。オリーブ好きとしましては、これから来年の2月頃まで、楽しめます。  お稽古は本日1回目のワ...続きを読む

2021年10月10日舞台のこと

 本日は10月九皐会でした。1部は「野守」佐久間二郎氏、2部は「井筒」永島充氏でした。今日は奇しくも同級生の二人が、九皐会でのお役を勤めました。面白い偶然ですね。  私は2部の「井筒」の地頭を勤めさせていただきました。1時45分、長い上演時間です。上演時間の長いものは、細長い集中力が必要です、無事に済んで安堵です。  その後、11月5日の夜能の照明の打ち合わせと、各役の動きの打ち合わせを、済ま...続きを読む

2021年10月09日コラム

 今日は曇天と思っておりましたが、青空にお日様も顔をのぞかせ、気持ちの良い秋の週末になりました。  本日は午前中から夜まで、一日お弟子さんのお稽古日になりました。九皐会では来年の予定番組も出来上がり、皆さんに配っていますと、「来年の番組ですか、早いですね!」と、皆さん口々に仰っていました。  来年は舞台再建70周年になるようで、こちらも時の流れの速さを感じずにはいられません。先日の地震は大きか...続きを読む

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