Hana奥川恒治が綴る日々のblog

カテゴリー

2022年10月13日舞台のこと

 本日は吉祥寺薪能でした。今年は月窓寺での開催予定だったので、楽しみにしておりましたが、朝から曇天のため、武蔵野市民文化会館に会場が変更になりました。なかなか月窓寺さんに伺えません(泣)!そうは言うものの、気温もぐっと下がり、夕方頃から降り出しましたので、良い判断でした。  今日の能は「安達原」、シテは観世淳夫氏(銕仙会)でした。私は九皐会、他に梅若会、梅若研能会と、四家合同での舞台となりました。...続きを読む

2022年10月12日コラム

 今日は朝から曇天で、雲が広がる空模様でした。  本日から埼玉での講座は「烏帽子折」、そうそう出る曲ではありませんが、今年は4月九皐会別会で上演されました。     源義経の元服の物語、「鎌倉殿の13人」では、取り上げられませんでしたが、義経英雄伝説のはじまりです。  「烏帽子折」の前半は奥州藤原秀衡の元へ向かうべく、三条の吉次という商人に牛若丸が同行を頼み、旅をする件です。途中平家の追手が掛かり...続きを読む

2022年10月11日舞台のこと

 今日は青空の気持ちよい秋晴れとなりました。こういった空を見ますと、なんとなくウキウキした気分になりますね。  昨日の山口宇部での公演の記事を、宇部日報さんが掲載してくれました。現地にいるお弟子さんが写真で送ってくれましたので、ご紹介します。  現地の方のお話しでは、反響は凄く、良いそうで、一安心です。高校生、大学生も宇部を愛する人たちの並々ならぬご尽力の賜物で、大勢お運びいただきました。良い経験...続きを読む

2022年10月10日舞台のこと

 雨の予報だったのですが、今日の山口宇部は晴れ、風が強いものの、心地よい秋晴れとなりました。本日は念願の宇部公演の当日、青空の広がる、公演日和となりました。  文化会館には満席のお客様にお運びいただき、賑々しい会となりました。「棒縛」善竹十郎師、「土蜘蛛」は私という番組。「土蜘蛛」は図解を使っての解説が好評だった模様で、ご感想をいただきました。お楽しみいただきたようで、私もホッとしました。  今週...続きを読む

2022年10月09日舞台のこと

 本日は10月九皐会でした。一部の能は「班女」、シテ桑田貴志氏。二部の能は「土車」、シテ中森貫太氏でした。  秋のポピュラーな名曲「班女」と、九皐会ては初上演の「土車」という、対象的な二曲上演の日となりました。 「土車」はこの曲だけの作り物がありまして、実物は私も初めて見ました。  九皐会は来年の予定番組ができました。半期券のお申し込みも承ります。来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

バックナンバー