Hana奥川恒治が綴る日々のblog
2025.06.06舞台のこと...
早朝はまだ空気も冷めていて、窓を開けると心地よい風が部屋に入ってきていました。さすがに六月、真夏とは一味違い、その季節感にちょっと嬉しくなりましたが、出掛ける頃には汗ばむほどになっていましたね。
本日は九皐会の申し合わせがありまして、矢来能楽堂へ出掛けました。一部能「屋島」(やしま)、二部能「善界」(ぜがい)は「白頭」の小書が付いていました。その後仕舞、喜之師卆寿祝賀連吟と続けて致しまして、前半戦終了です。お昼を挟んで、稽古能「高野物狂」(こうやものぐる)、県民のための能を知る会の「玉井」(たまのい)まで、能4番の申し合わせ、なかなかヘビーでした。中でも「高野物狂」は地頭を勤めさせていただいたのですが、お稽古日に東京に居らず、恐る恐るながらということになってしまいました。今日稽古能ができて良かったです。来月の本番まで、ブラッシュアップです!