Hana奥川恒治が綴る日々のblog
2025.07.07舞台のこと...
来月、歌仙会があります。歌仙というと、なんだが優雅な感じさえしますが、さにあらず。玄人による非公開のキツイ稽古会です。その昔は三十六歌仙に因んで、36番の舞囃子をしたそうです。現在はシテ方参加人数分の、曲数になっております。
私は今年の自主公演の曲、「卒都婆小町」(そとわこまち)で、エントリー致しました。それにあたりまして、今朝は仕舞のところから教えていただきました。老女という、秘曲への挑戦の始まりです。師匠の卒都婆小町は幾度となく見てまいりましたが、見るとやるでは大違い。今までと違うルール(身体の使い方)、新たに一つ一つ身体に覚えさせていく作業を、しなくてはいけません。
11月の本番まで、時間はあるようで無いので、急ピッチで進めて参りますが、先ずは来月の歌仙会から。新しい事との出会いは、いくつになっても楽しく、ワクワクします。基となるものは「ハコビ」(歩くこと)。18歳の時に「歩く練習をしなさい」と教えていただき、意味も分からずしてきたことが、役に立つのです。