観世流能楽師奥川恒治 能のHana

　今朝は明日に控えた台東薪能の申し合わせが、ありました。シテの坂真太郎氏のご息女二人が、鶴と亀を致します。囃子での舞もありますので、一度全体を通してやっておくと安心ですね。次女ちゃんは、昨日の私の「船弁慶」(ふなべんけい)から、二日続きでしたが、よく頑張りました。
　夜は国立能楽堂のショーケースの2日目、曲は同じく「船弁慶」シテは遠藤喜久氏でした。昨日とは装束、演出を若干変えての上演でした。子方は小島英明氏の長女ちゃん、何度目かの義経役を落ち着いてやっていました。私は後見を勤めさせていただきました。
　本日も満席のお客さまで、たいへんありがたい公演になりました。ありがとうございました。