道成寺へ向けて・熊野紀行 その弐 | 能のHana

過去のHana道成寺へ向けて・熊野紀行 その弐

2010.02.08

お土産物屋さんの御主人に地図を描いて戴き、荘司の屋敷跡のある真砂町へと道を引き返しました。ちょっとわかりにくい場所でしたので、地図と共に目印など教えて戴いてとても助かりました。

屋敷跡の入り口には小さな杭が立っていて、細い階段になっているところを少し上がるとすぐに山道になりわずかですが登ります。そこには写真の如く大きく書かれた杭が立っていましたので、すぐにわかりました。草木に覆われた屋敷跡はどこまでが敷地であったのか、わかりませんが大きかったであろうことは充分に想像できました。

お土産物屋さんの御主人の話によりますと、400坪ほどの大きさで、その奥には清姫街道と呼ばれた清姫が安珍を追った道があったそうですが、現在はその道はありません。雨も手伝ってかうす暗くなった山の中で、鬱蒼と草木が茂っている場所はいささか不気味にも感じられるのでした。

次に清姫のお墓に伺い、舞台の無事を祈念しつつお参りをしました。石碑には写真の如く「安珍・清姫」の物語が記されておりました。そこでは安珍も清姫に思いを寄せていたり、清姫は身投げをした後に蛇体となってしまったりと、ストーリーに多少の違いが見え興味をそそられるところであります。


<画像をクリックすると大きな画面でご覧いただけます>

気が付けばお昼も近くどうしたものかと思っていたところ、「清姫茶屋」というお店が!そしてメニューには「清姫定食」、迷わずゴー!窓際に座りますと眼下には富田川が広がっていました。川を眺めながらの清姫定食は何とも言えないものがありましたが完食、いざ那智本宮へ!!

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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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