参宮日記1 | 能のHana

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2010.10.08

今年1月に紀州熊野へ、6月に再演致しました「道成寺」のために行って参りました。その時上演致しました狂言の演目が「素襖落」でした。「お伊勢参りは庶民の憧れ!」と、お伊勢参りに出かけようとする人のお話でした。「道成寺」のために熊野に行ったのなら、「素襖落」のために伊勢に行かずばなるまい!とお伊勢参りを狙っていました折も折、四日市と名古屋の会の間に一日お休みができました。渡りに船とばかり、伊勢参宮へ出掛けました。四日市での学生能を済ませ宇治山田の駅に着きました時は18時頃でした。

早朝の内宮参拝へ行きたい私としましては、内宮近所の神宮会館に宿を取りました。この神宮会館では早朝参拝ツアーがあり、希望者にはガイド付きでの参拝ができます。

バスに揺られること20分程で神宮会館前に到着、その時バスの乗客は私一人でした。辺りが暗くなっていたせいもありますが、随分寂しい所という印象でした。宿で食事のできるところなど教えて戴きますと、3軒ほどお店があるものの今日は1軒お休みですとのこと。おはらい町という内宮近辺は夜が早いのでした。ともあれ名物「てこね寿司」と「伊勢うどん」をいただき、伊勢の食事を満喫しました。 早朝参拝の申し込みも済まし、明日は早朝の内宮に参拝と心はずむのでした!

≪式年遷宮メモ≫
20年に一度社殿を建て替え神様にお引越しをしていただく大祭です。
天武天皇が発案され、持統天皇の御代690年に第一回目の遷宮が行われたそうで、長い歴史を物語っています。

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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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