Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2011.02.03過去のHanaリニューアル

今回は参宮日記をお休みしまして、当ホームページのリニューアルのご紹介と6月26日(日)に致します私の会「第6回奥川恒治の会」のご案内を申し上げます。

先ずホームページのアドレスが下記の如く変わりました(https://nohnohana.com/wp2022)
今後とも宜しくお願い申し上げます。

以前同様私の活動、出演舞台など中心に、お稽古場のご紹介はさらに充実させました。
お稽古にご興味のある方は、場所・お稽古のスタイル・日時などご自身にあったお稽古プランをお選びください。始めてで全く見当がつかない方は、ご要望をメールお送り下さい。
ご相談も承ります。

私の会のご案内です。6月26日(日)14時半から宝生能楽堂(水道橋)で「第6回奥川恒治の会」を致します。今年は「望月」(もちづき)を上演致します。望月とは満月のことではなく、望月秋長(もちづきあきなが)という人の名前です。父の、夫の、主君の3人の同一の仇である、望月を討ち取ると言うのが大まかな筋です。計略を持って望月を討つのですが、子は八撥(やつばち)という芸能を、妻は盲目の芸の者に扮して謡を、家臣は獅子舞を舞います。微妙な緊張感を漂わせつつ進む酒宴での、それぞれの芸能がこの曲の見せ場になります。子供の役に次男恒成、妻の役に古川充、仇望月に森常好、望月の供人に野村萬蔵、そして家臣を私、奥川が務めます。

劇的な展開を繰り広げる舞台なので、初心者の方にも見やすく、楽しめる能だと思います。
当日は上演前に観世喜正による望月の解説もあり、より分かりやすくなります。
その他に仕舞:観世喜之「藤戸」・狂言:野村萬蔵「呂蓮」も上演致します。
それぞれの演目で登場する人の、人生の交差点は驚くほどドラマチックです!
ぜひご期待下さい。

当ホームページでは発売1週間前の3/25(金)より先行予約を承りますのでご利用下さい。

今年も精一杯務めますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

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