Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2013.01.09過去のHana注連縄占い?

あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。

巳年の今年は、私と次男が年男です。なんとも時の流れを早く感じ、自分の事はあまり嬉しくないのですが、子供の事は喜ばしく思えます。次男はついこの間までヨダレ掛けをしていたような気がするのですが・・・。4月からは6年生となり、子方のゴールも見えだしました。4月には九皐会別会で「烏帽子折」をさせていたでき、9月には私の会で「安宅」です。本人はわからないでしょうが、大変な誉です。思いがけず一年で源義経の半生をできる幸運、ゴール目指して一番一番頑張ってほしいと思います。私も「烏帽子折」、「安宅」ともにシテをさせていただきます。類まれな幸運と親子力を合わせ、実りある舞台になるよう精進して参りたいと存じます。

昨年ご縁あって伺わせて戴きました書寫山圓教寺さんで、今年の暦をいただきました。それによりますと今年の私は「難しい運勢、自重と細心の注意があれば心配無用」「謙虚に周りとの協調」とのこと。他の所もよく読んでみますと思い当たる節が随所にありました。
自宅稽古場には神棚があり注連縄を付けていますが、昨年は細い方が上向きに上がっていて、なんだか上へ延びていけそうな気がしました。
今年は「横一文字」、根を張るように足元(土台)を固めるような年廻りなのか!と思える感じです。

十二支も4回りとなると、いよいよ折り返し地点も過ぎるのだろうと思います。地に足を付けて自身の鍛錬を怠らず、社中の会員も更に延びて行けるように心掛けて行こうと思います。また能楽堂では新しく志を持つ若い後輩が増えました。自身を思い起こしてみますと、お父さんくらいの先輩方に教え、導いて戴きました。そんな大切な事を新しい世代にも伝えていきたいと思います。

今年も能のHanaをご覧戴ければ幸いに存じます。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

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