Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2017.05.11お稽古のこと...

小学生のお稽古に来ている少年が、とても声が小さい。昨日はその事で学校の先生から注意されたそうです。ママさんも心配なようで、それはそうですよねー。舞のお稽古のついでに、謡の稽古もしてしまいます。本人も最初は気乗りしない様子ですが、謡わないとダメかも、ということを悟り頑張り始めます。小さな変化を聞き逃さず、そこを押して進めます。普段はお話しも苦手で、あまり喋らないそうですが、首を傾げた所を何が解らなかったのか説明してもらいます。説明しやすいように誘導してあげると、ちゃんと話してくれます。ちょっと待ってあげればいいんですよね。納得がいけば謡も舞も変わります。段々に大きな声も出せるようになります。説明する習慣がつけば、内容を整理して順序よく話せるようになります。声を出すことも、話すことも楽しさがわかればいいんですよね!

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