Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2017.08.01コラム...

母校昭和第一高校で、教職員の能楽研修をさせていただきました。現在の校長先生は水泳部の顧問でした、私は部員だったのでとても馴染みのある先生です。同級生が二人現役の教員、私の入学時に新任でいらっしゃった先生は、お元気なままでご参加いただきました。生徒だった身としましては、先生に講座をするというのは、なんとも緊張するところですが、なんとなくニコニコ席に着いて下さって、成長を見守られているような気がしまして、嬉しいものでした。同級生は一生懸命サポートに回り、手伝ってくれました。最終的には、だいぶ働いてもらいましたので、とても助かりました、ありがたいことです。謡の体験ではさすがに先生方、声は良く出て、体を動かす所では、皆さん楽しんでいただけたようです。面を当てて歩いてみると、体感が狂う、解らなくなるなど、しなくてはわからない感想を持てたようです。
来年は一年生に講座をします。今日体験していただいた先生方と相談しながら、より良い物にしたいと思っています。この学校では、海外への研修なども積極的に取り組んでいます。能に限らず、「日本の伝統文化をなにか持っている子」、になってもらえたらな~、と願っています。

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