能のHana

コラム

2017.10.29

本日は永島充の会でした。台風の影響が懸念されましたが、雨が時折激しくなる程度で、全体としましては助かりました。
「鉢木」は「いざ鎌倉!」の言葉で有名な、北条時頼(最明寺入道)が諸国を回るお話です。質実剛健な武士が、自身の言葉を忠実に守り、出世していく物語はいつ見ても、気持ちのいいものです。本日のシテ「永島充」氏も、益々の発展を期待されるところですね。
「鉢木」は以前書きましたように、モノクロの世界観があります。若い?常世もいいのですが、もう少し年を重ねて、もう一度挑戦してみたい曲です。初演はどうしても若さが目立つように思います。枯れて渋くなってから、改めて「鉢木」に挑戦してみたいです。きっと違うなにかがあるように思います。

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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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