コラム

2017.12.06

現実を受け入れないといけない。受け入れたくなかったが。
観世流太鼓方宗家の観世元伯師の訃報に接したのは、土曜日でした。昨年から闘病生活を送っていたことは、よく存じ上げていました。今年の夏は京都の会でご一緒で、話をすれば以前と全く変わりない様子でした。
昨年は会の後に「ちょっと行こうよ!」と、神楽坂で2人で随分いただきました。以前はよく行っていましたが、段々忙しくなり、時が経ちました。20代の頃は、みんな時間が有りましたので、会が終わると、その日の出勤料を大方使ってしまうような事も間々ありました。「俺が打ってるのに、あんなことするな!、信用してないのか?」なんて言われて、こちらもすきな事を言って、ワイワイと貴重な時間でした。
キレイなお顔のままで、今にも起きて話してくれそうでしたが、叶わぬ事となりました。
彼と一緒の時間を過ごせたことに感謝します。走り続けた51年でしたね、お疲れさまでした、ゆっくり休んでください。
いままでありがとうございました。
合掌

上へ
戻ります

観世流能楽師 奥川恒治能のHana

CLOSE