Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2018.01.15舞台のこと...

今朝は8:30から矢来舞台で玄人稽古がありました。昨日の御神酒の余韻を若干引きずりつつも、「弱法師」の副地頭を勤めさせていただきました。「弱法師」は私の会の最初の曲なので、思い入れも多分にある曲です。一週間後に稽古能の本番がありますので、その時に書こうと思います。
「翁」が済みまして、ホッとしました。改めまして能楽の奥行きの深さに、触れられたように 思います。申し合わせで本番に近い状態の準備をさせていただいたお陰で、数多の箇所の調整ができました。色々とお心遣い頂きました師匠喜之師と喜正師に、感謝申し上げたいと思います。
また、ご心配いただきました、鼓の師匠幸清次郎先生宅にご挨拶に伺いました。「無事なら良かった」と仰っていただきました。18才の時からお世話になっておりますので、長いお付き合いです。幾つになりましても、気に掛けて頂けるのはありがたいことです。
「天下泰平、国土安穏、今日の御祈祷なり」と翁は謡います。今年もそうであることを願います。ご覧頂きました皆さまが、祝言を感じて頂ければ本懐です。
ありがとうございました。

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