Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2018.01.25お稽古のこと...

蓮田市の慶福寺に、お稽古に来はじめた頃は、稽古場を走り回り、夏は野球で真っ黒に焼けていた子が、いつの間にか受験生になりました。成長は早く、喜ばしいことですが、付随してくる社会の掟に閉口します。 無理からぬことながら、塾に通うため、お稽古を中断することになりました。一年後には戻れるとは言うものの、本人曰く、一年は長いとのこと。確かに、そうですね!
彼は昨夏もおさらい会に出られず、とても残念な思いをしたので、何かしてあげたいと、思っていました。そこで、今日は私の子供時分に着ていました、紋付と袴を用意しまして、慶福寺で本番をしました。前回のお稽古の時に、伝えていましたので、 お母さまの、話によりますと、空き時間には練習していた、とのことです。
おさらいをしまして、本番は自主連の成果もあり、とても上手くいきました。
この成功体験をしてもらいたかった!稽古の時に、失敗があっても最後まで諦めず、投げ出さないことを、約束していました。これを種に、成功体験ができれば、その成果は十分に実を結んだと言え、今回のお稽古が成功と言えると思います。
頑張った記憶と、記録も残せました。この度はこれでよしとして、私は稽古場で待っていたいと思います。きっと成長した姿を、見せてくれることでしょう。

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