お稽古のこと

2018.03.13

50才を過ぎた自身の事を考えますと、新しいことを始めるには、とても勇気がいるなー、と思います。私よりも年齢が上で、お稽古を始められる方もいらっしゃいます。自身を省みますと、その向上心に頭が下がります。
始めて少し時が経ちますと、高揚していた気持ちも落ち着き、冷静になるので客観性も増し、ちょっと腰が引けたりします。「始めてはみたものの・・・」という不安が、過ったりするわけですね。
でも、またここで考えてみますと、「一定期間に資格を取る」とか、「なにかのガイドラインに沿って」といったようなことではないので、自身のペースで続けていくことができればいいのです。楽しめればいいんですよね。楽しさは人によってまちまちですから、こちらがご希望を的確にわかれば一番いいのですが、人の心は難しいものです。
最近はご本人とお話しをしながら、進めて行くようにしています。納得するというところを大切に、あわてずに確実に進むように考えます。
ご本人に望むことができてきますと、努力目標ができ、こちらも方向が定まり、達成しやすくなります。こうなると、かなり楽しいです。
稽古のやり方も十人十色といったところでしょうかね。

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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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