舞台のこと

2018.03.29

復曲能「鈴木三郎重家」も本番が済みました。平日の夜公演ながら、多くのお客様にご来場賜りました。ありがとうございました。
前半は母親との対面の場面、後半は縄を掛けられて大方を過ごし、最終場面で武士の出で立ちとなり、舞を舞います。そのため後半は下に座して縄を掛けられたままで、芝居を進めて行きます。頼朝の詰問に答えるため、語りが多くなるのは自然ですが、類を見ないほど多い語りでしたね。
節がないので単調になりやすく、苦心のあとが随所に見られ、熱演となりました。おシテご苦労様でした。 下だり落ちる汗が、物語っていました。私たち後見も短い時間で装束を変えて、最後には脱ぐというミッションがあり、知恵をしぼりました。無事に済んで、ホットしています。
この鈴木三郎重家を題材にした曲は、他にも有るのだそうです。いつか、シリーズ物になるのでしょうかね?
大きな宿題が一つ済みました、一先ず一息つきましょう。

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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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