舞台のこと

2018.07.20

若竹能の申し合わせが済みました。あとは明後日の本番を待つばかりです。
1曲で2時間を要する「野宮」、演技上の動きも制約が多く、その中で内面を詰めていくのは、難易度が高いですね。
「野宮」を取り組むにあたりましては、生中では勤まりません。シテが構築した方向性をしかと見極め、そこを目指さなくては、曲が成り立ちません。その上で、個々の思いを加わえます。それが上手くいきますと、絶妙のスパイスとなり、曲をより引き立てることができるわけです。
最終どういった仕上がりになるか、楽しみでもあり、恐ろしさもあります。
最善を目指し、気を引き締めて舞台に臨みたいと思います。
それにしましても、暑いですね。熱中症など、本当に恐ろしいものがあります。そういった点も十分に考慮して、当日ご来場の皆さまにお楽しみ頂きたいと思います。

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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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