Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2019.01.22お稽古のこと...

「はじめの一歩」は、文字通り初めて能楽のお稽古をする方のための、お稽古方法としてのご提案です。時間を1年間と区切り、基本技術の習得を目指します。1年経って卒業しますと、グループなり個人なり、自身の希望に応じたお稽古場で、続けていただけます。
1年と申しますのは、長いような、短いような、半年過ぎた頃はやっと半分と思うものの、1年が経とうかという頃は、もう1年か、と思うものです。
この度も、「はじめの一歩」を卒業して、次のお稽古への挑戦が、始まろうとしています。始めた頃には無かった自信が、1年経って持てるようになりました。自身の歩みを振り返り、新たに進む道を決める、これが一番の成果ではないかと思います。
雪ダルマを転がして大きくしていくように、派手さはなくても、確実にマイペースで、自分だけの物を作って頂きたいと思います。

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