Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2024.08.31コラム...

 今日は鎌倉能舞台で、合同ゆかた会が開催されました。いろいろとありまして、暫く中断していましたから、随分久し振りになります。
 台風の影響で大阪チームが欠席となり、人手不足となりましたが、何人かに助っ人を頼み、なんとか無事に会を済ませることができました。お世話役の方は、急な対応に迫られ、大変だったことと思います。
 この会の主催メンバーの一人、観世元伯氏が他界して、初めての合同ゆかた会でした。面影を残すご息女も、父元伯氏と同じ太鼓で出演、文字通り花を添えました。
 最後の曲は「融」(とおる)、「名残惜しの面影」という、最後のフレーズは胸にグッとくるものがありました。今日の舞台を気をもみながら、見守ってくれていたことでしょう。私はご息女が太鼓を打っている姿を見ますと、ふと在りし日の姿を思い出してしまいます。
 明日からは9月、秋の能繁期がはじまります。気を引き締めて、今年も最後まで走りきらなくては!

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