Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2024.09.22舞台のこと...

 今朝は気温が下がって、秋らしく過ごしやすい日になりました。早い時間は、多少パラっとしたようですが、夕方会が終わって外へ出てみれば、雲は多めながら、晴れていました。
 角当直隆氏のご社中の会二日目、ご息女の初能「菊慈童」(きくじどう)と、袴能「安宅」(あたか)の主後見を勤めさせていただきました。他に地謡もありましたが、この2番の能の後見は緊張感高いものでした。特に「安宅」は後見の仕事が11個あります。一つでもミスがあれば、舞台は滞ります。今日ならではのご注文もあり、遠藤喜久氏とタッグ組んで、無事に乗り切りました。
 とはいえ、シテを舞われたお二方は、安定して落ち着いていまして、ご立派にお勤めになりました。私も見習わせていただきたいと思います。帰りがけは、キレイな夕焼けでした。

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