Hana奥川恒治が綴る日々のblog
2024.11.09お稽古のこと...
先日お稽古は基本が大事と書きましたが、今日もお稽古の時に、そんな話になりました。
お稽古を始めて数年経ったものの、「あやふや」なところが多い。謡うとなりますと、怪しい所は小声でなんとなくやり過ごす。いいとか、悪いとかでぱっと割り切れるものではないので、そこは否定するものではないです。確かに最初から根を詰めすぎても、肩が凝るばかり。さりながら、それが思い立つ時が来ますと、「あやふや」な所と向き合うようになります。「あやふや」は整理ができていない状況で、自信がないからやり過ごしてきた部分。何年、何十年経ったって、解決していないことは誰でもあることなので、わかっていない所をピックアップします。これをしますと、マルバツがはっきりしますので、自身のマルをたくさん見つけられ、バツを解決していけます。
今日もそんなお話しをしながら稽古を進めていますと、質問と確認が。とてもいいことですね。忘れたら、
また聞けばいいんです。一つでも、半分でも、「できる」を実感しますと、大きく変わります。それは、稽古だけではなく、諸々いい影響を及ぼすのでないかと思っています。ぜひ、できる自分を、見つけていただきたいと思います。