Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2025.01.29コラム...

 今日は気温は上がったのですが、乾燥が激しい日になりました。さいたま新都心での講座に出かけましたが、行きの出車では急病人の救護のため電車が暫し運転を見合わせました。最近は早めに移動することにしていますが、乗り継ぎがある場合は、時間と競争になりますね。慌てて新宿駅へ着いてみれば、こちらは人身事故でさらなるカオス!😂こんな日もありますね〜。
 さて、本日は4月九皐会で上演予定の「小塩」(おしお)の、1回目の講座でした。主人公は在原業平(ありわらのなりひら)、やはり惚れた腫れたという話になります。20年近く経ってから、昔の恋の話をされてもね〜…😅。元カノは押しも押されぬ身分高き女性になっていました。艶っぽい老人の戯れと、おおらかに春の大原野の桜とともに、明るく描かれているところは面白く、なんだか許せる感じがするのは、作者禅竹の手腕ですかね〜。
「老いてなほ 艶とよぶべき ものありや 花は始めも 終わりもよろし」
斉藤 史

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