Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2025.04.18舞台のこと...

 日中は少し動きますと汗ばむような気候になりました。寒さのかわりに、暑さが顔をのぞかせ、ベースの気温も段々と上がっていきますね。新緑の初夏の頃は、とても好きな季節で、若葉が陽光に輝く姿にエネルギーをもらえるような気がします。
 今日は緑泉会の申し合わせでした。能は「百萬」(ひゃくまん)、シテは坂真太郎氏、「法楽之舞」(ほうらくのまい)という小書を付けての上演です。
 我が子と生き別れた母が、我が子を探すために、芸づくしをして人を集め、最後再会という運びです。最初から面白い舞に謡、芸づくしなのでシテは最初から最後まで、舞通しになります。この度は「法楽之舞」の小書が付いて、特別な舞を舞います。このあたりも、とても面白く、よく工夫されています。なかなかの大曲になっています。
 私は後見を勤めさせていただきます。たくさんの仕事はないのですが、重要な役割を果たしますので、落ちのないように気を付けて参りたいと思います。

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