Hana奥川恒治が綴る日々のblog
2025.04.26舞台のこと...
昨日国立能楽堂での申し合わせを済ませてから、四国高松に飛びました。今日は高松出身で梅若家門下の
伶以野(れいや)陽子さんが、昨年に続き玉藻能をレクザムホールで、そのお手伝いに参上しました。
本日の曲は、「海士」(あま)ご当地の曲で、「懐中之舞」(かいちゅうのまい)という、小書を付けての上演でした。志度寺の海女の物語は、こちらでは有名なお話です。
今日は替え演出で、我が子房前に渡す経巻を懐に入れて舞い、舞の最後に渡します。そして「今この経の徳」となり、成仏となるので、経の徳による成仏が鮮明になります。
昨年から高松での能楽公演は盛んになりまして、玉藻能も2年続いての開催となっております。高松市でも能楽公演が、盛んにおこなわれる事は、たいへん有り難いことです。能楽愛好者人口が、増えてくれることを、切に願います。
本日もありがとうございました。