Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2018.11.22コラム...

このクールの最終公演地は、若狭の小浜市の小学校でした。児童数は少ないものの、地元の方も含め、濃密な鑑賞会ができました。
こちらの学校の児童は、驚くほどお行儀が良く、体育館にそれぞれ椅子を持って入って来たようでしたが、あまりに静かに入ってきたので、気が付かないほどでした。
開演の20分程前に、体育館に入場し、着座後お喋りをする子も無く、静かに待っていました。感心ですね。
狂言の体験は、通常のメニューに「昆布売」(こぶうり)の一節も加えての、スペシャルバージョンでした。「若狭の小浜の~🎵」と、楽しい歌の売り口上がありますので、まさにうってつけでしたね。体を使っての売り口上、子供たち楽しそうに声を出し、体を動かしていました。いい体験になったことと思います。
小松から始まりました福井の4公演、全て無事に終わりました。移動の途中で、時折目に入る鮮やかな紅葉は、おかげさまで目の保養になりました。
それでは、東京に戻りましょう。

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