Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2023.04.23舞台のこと...

 本日は九皐会別会当日となりました。快晴とはいきませんが、青空も見える日になりました。
 昨年は私も別会で「松風」を勤めさせていただきましたが、国立能楽堂での公演は大変です。大掛かりなもの、大曲など、国立能楽堂ならではの曲が出ます。
 今日の初番の「住吉詣」(すみよしもうで)も、まさにそんな曲でした。子方ちゃん3人も、良い子で装束を着てくれました。今日のように人数がギリギリで舞台をする時は、ミスが命取りになります。慌てず正確に、タンタンと一つずつ進めていきます。皆さんに協力していただき、私は11人中5人の装束を配分しながら、着付けました。舞台上での後見の仕事も有ったので、無事に済んでホッとしました。
 止めの「望月」は地謡を謡わせていただきました。坂氏は親子で親子の役をしていましたね。ただ、お父さんが、お母さん役になっていましたが…😅。仇討ち物でしたから、シテの遠藤氏をはじめ、みなさん熱演でした。
 ご来場の皆さま、本日もありがとうございました。

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