Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2017.06.20コラム...

大分県宇佐市の柳ヶ浦に行ってみました。お天気は生憎曇天で、雨にも降られましたが、今後行く機会も少なかろうと思いまして、思いきって出掛けました。平清経の入水した場所となっております。北九州にも同じく清経の入水地候補が有りますが、本日の場所は宇佐市です。父親の小松内府重盛に因んだのか、小松橋が掛かっていて、その袂には五輪塔と石碑が有りました。重盛は早世していなければ、平家の棟梁となり歴史が変わっていたかもしれません。その息子清経、入水への流は様々思い巡らさせられます。極めて静かな水面が続いていました。その静けさに吸い込まれる魂もあるかと思いました。
「清経」を先頃勤めた弟弟子の舞台を見ていて、この名曲を再演してみたいと、思うようになりました。いつか再演できたら、幸せですね。

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