Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2006.06.14過去のHana梅雨の花

6月11日鎌倉能舞台の能を知る会で「源氏供養」の地頭をさせて頂きました。シテは中森貫太氏と古川充氏で午前午後の2回公演でした。

「源氏供養」は源氏物語を書いた紫式部が、光源氏の供養をしなかったがために成仏できず、その供養を頼み、自らも源氏を弔い成仏していくというお話です。

この曲はちょっと面白い趣向がありまして、曲中(クセ)に源氏物語五十四帖のタイトルを織り込んで作っています。とてもおしゃれな文章になっていて、
それに付いている舞いも見ごたえのあるものになっています。

当日はあいにくの雨模様だったのですが、思い切って長谷寺にいってみました。近年紫陽花でとても有名になりましたが、伺ったときはまだ少し早いようでした。
これから見ごろになるかと思うと、それもまた楽しみではあります。
雨模様でも花は活き活きとしていたのが印象的でした。

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