Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2018.10.16コラム...

高松では源平合戦の古戦場牟礼(屋島)に、六萬寺というお寺があります。
こちらは、千年以上の歴史を持つ由緒あるお寺です。源平の合戦では、一ノ谷の合戦前の1年半の間、安徳天皇の御座所となったお寺です。
かつて疫病を鎮め、6万個の薬師仏を人々が寄進したのが、六萬寺の由来だそうです。
現在檀家さんを持たず、先代住職が入る以前は、廃寺になるところだったそうです。今は若い住職、副住職が力を合わせて、頑張っています。ただ、地元の方に伺ってもあまり知られておらず、残念な限りでした。
こちらでもなにかできることがあるのでは、と考えておりました。この度お寺さんとご相談しまして、来年から講座のような、勉強会を試みることになりました。
こちらには、平経正や重衡の色紙や短冊も残されています。
源平合戦の話を副住職に、まつわる曲を私が勤め、多くの方にお集まりいただき、お寺のことや歴史、文化を知っていただきたいと思います。
詳細はこれから決めますが、高松へ行く楽しみが一つ増えました。改めまして、ご案内申し上げますが、その折は、源平合戦の地高松へ、ぜひお出掛け下さい。

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