Hana奥川恒治が綴る日々のblog
2018.11.24コラム...
兄弟子中所宜夫氏ご社中の、30周年記念大会がありました。舞囃子、素謡、仕舞と華やかな番組でした。
中所氏のご社中の会は、第1回目国立(くにたち)のお稽古場で開催しました折に、お手伝いをさせていただきました。あれから30年経ったかと思いますと、ただただ驚きです(実際はもう少し時が経っているようですが…)。
ご社中の他に、中所氏は母校の一橋大学のサークルにもお稽古に行っているので、会の時には学生さんたちも大勢出演して、謡や舞を披露します。学生さんにとりましては、実際の能舞台に出演するのですから、とても良い経験になることと思います。今後、海外で活躍する人も出てくることでしょう。母国の文化を身に付けていますと、心強い味方になりますね。頑張って下さい。
ご出演の皆さんは熱演で、演者も見所の方も、お楽しみになれた事と思います。
夕方からは明日の横須賀の会の「鞍馬天狗」の申し合わせがありました。花見の稚児を募集したところ、多くの応募かあったそうで、総勢14名の稚児が出演します。こういった催しならではの光景になりますね。明日の本番が楽しみです。