Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2019.02.20コラム...

都民劇場の本公演が無事に済みました。平日の夜ながら見所(客席)は、ほぼ満席の状態でした。
狂言の「萩大名」には、人間国宝の野村萬先生、能「鉢木」の地頭にも人間国宝の梅若実先生、後見には観世喜之師、シテは観世喜正師と大変豪華な顔ぶれの公演でしたので、ご来場のお客様が大勢なことも、うなずけます。
「鉢木」は場面転換がハッキリしていて、情景もわかりやすい曲なので、ご覧いただくにも親しみやすい曲だと思います。ご来場のお客様にも、お楽しみいただけたことでしょう。
都民劇場は100回を越えて続いている公演で、戦後早くに始まった公演なのだそうです。そうそうたる名人、達人に育まれた都民劇場能、これからも末永く素晴らしい舞台を、お客様に提供していってほしいです。

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