Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2019.03.01舞台のこと...

3月3日(日)の若竹能の申し合わせが済みました。能は「花筐」遠藤喜久氏、「鞍馬天狗」坂真太郎氏という配役です。各チームそれぞれに稽古を積んでの舞台になります。若竹能の良いところですね。
「花筐」は帝との恋の成就という、ミラクルハッピーな曲です。高貴なクルイが難しいですが、見るに面白いところです。
「鞍馬天狗」は天狗という超越した存在、それも大天狗というすごい天狗が、兵法の奥義を授ける話です。牛若丸を連れて春の山々を廻ったり、名だたる日本の天狗を連れて現れるなど、壮大な物語です。そんなすごい天狗に授けられた奥義で、その後の義経の活躍を思いますと、興味深い曲と言えます。
「鞍馬天狗」の冒頭で登場する花見の子供達は、シテの息女をはじめ、大勢の子が出演してくれます。小さい子も混じり、一生懸命勤める姿は、愛らしいです。こちらもぜひ楽しみに、ご覧いただきたいと思います。
若竹能どうぞ宜しくお願い申し上げます。

カテゴリー

バックナンバー