Hana奥川恒治が綴る日々のblog
2019.03.03舞台のこと...
3月若竹能が済みました。今日はあいにくの雨模様ながら、見所は満席の盛会となりました。お足元の悪い中、ありがたいことでした。
本日は子方(子役)dayで、「花筐」は桑田貴志氏の長男が勤めました。シテの遠藤氏より背が高く、立派な子方といいますか、帝(役)でした。装束も大人物でしたね。
「鞍馬天狗」は3才の坂真太郎氏の次女をはじめとして、小学校低学年の子達が、花見の稚児役で出ました。
花見の件は、子供達の立ち並ぶ姿で、舞台に見事に花が咲きました。この曲の楽しみの一つですね。
牛若丸(メインの子方)は桑田氏の次男が勤めました。こちらは小学5年生と、だいぶ大きな子になりました。
「花筐」も「鞍馬天狗」も、出演の子達は、みんな頑張って、舞台をつつがなく勤めました。親御さんもさぞかしお疲れになったことと思います。今日はご馳走をいただいて、ゆっくり休むといいですね。
次回若竹能は7月28日(日)、「朝長」シテ中所宜夫氏、「井筒」佐久間二郎氏で上演致します。私は「井筒」の地頭を勤めさせていただきます。
こちらも宜しくお願い申し上げます。