Hana奥川恒治が綴る日々のblog
2019.03.05コラム...
お天気の良い日中は、汗ばむほど気温が上がりました。かなり気持ちいい感じですが、花粉症の私としましては、微妙です!それでも沈丁花の香りを確かめたく、マスクを外す暴挙に、やはり良い匂いです。沈丁花は小学校の頃に居ました蔵前の公園に、沢山咲いていました。この香りは、その頃の記憶を呼び起こします。
小学校は校舎内に防空壕が有るような、古い建物でした。廊下や教室の床は木材(途中で変わります)で、固形の脂のようなものを、たまに塗っていました。ストーブはダルマストーブ、コークス(石炭の親戚のような物)を燃やして、その熱で暖まっていました。
ストーブ係をよくやりました。当時人気の係で、ストーブの世話をしていましたね。先生と一緒に火を起こし、休み時間にはコークスをくべ、最後は消火。この消火がなんとも誇らしかったことを覚えています。
ストーブの近くの席の子は、火照った顔をしていました。休み時間にはみんなストーブの回りに集まって、ワイワイ話をしていました。ダルマストーブは周りを囲んで、話ができるのが楽しかったですね。
昨日のような、遠い昔のような、沈丁花の香りに、ふと呼び起こされた記憶でした。