コラム

2019.09.17

一日経ちまして、心身ともに平常を迎えております。昨日書き忘れましたが、事前講座の折りに、前シテで使用予定の二種類の面をご覧いただきました。その時に当日どちらで勤めるか、ご自身の感覚と趣味で選んで右手の面か、左手の面か、覚えておいて下さい。といって面をご覧いただきました。
右手の面は朝倉尉(あさくらじょう)と申しまして、前半の漁師のおじいちゃまとしまして、陽気さがあり素直な感じの面です。
左手の面は三光尉(さんこうじょう)と申しまして、シワが深く刻まれ、ただならぬ強さと含蓄を秘めた面です。
どちらも良い面なのですが、この度は左手の三光尉を使わせていただきました。「屋島」に弓流の小書が付きまして、より壮大なスケールを求めますと、三光尉の方が、私の気持ちに合っていました。事前講座にご参加いただきました皆さまには、どちらの面がご趣味に合っていましたでしょうか。
事前講座へご参加いただく皆さまには、その時限定の楽しみ方を、していただこうと思っております。
明年は15周年記念としまして、国立能楽堂で「道成寺」を上演いたします。その他にも、記念大会ならではの番組をご用意しております。事前講座もさせていただきますので、明年も「奥川恒治の会」宜しくお願い申し上げます。

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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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