Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2019.09.23お稽古のこと...

お日さまが顔を出して、真夏ほど気温が上がり、強風の気になる一日になりました。風に雨が伴わなかったところは、良かったといえましょうか。
午前中からのお稽古日となりました。お休みは無く、皆さんお元気にいらっしゃって、稽古されていました。
先へ進みますと、新しい課題も出て参ります。その場で理解はできるものの、うまくいかないことは多々あります。謡の場合は一度できれば、本質的にはできるということです。家に戻って復習すると「できない」、ということもありますが、心配しなくても、「できない」ではなく、「解らなくなった」だけなのです。ちょっとした消化不良感がありますが、「一緒に謡えばできる」、「お手本を聞けばできる」、これは「できない」ではないんですね。また、節は同じものが、手を変え品を変えで、繰り返し出てきます。焦らなくても、いつの間にか「できる」ようになっています。経験と継続という力の凄さですね!
こちらは、正確にできるかを見極めています。どうしてできたのか、すぐに解らなくても、できるのだから心配いらないんですよ!必ず解って「できる」ようになります。

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