舞台のこと

2019.11.11

本日は同門小島英明氏の会の申し合わせがありました。曲は「俊寛」(しゅんかん)、現在物の難曲です。
この曲で使用する面は、まさに「俊寛」と申しまして、この曲の専用面です。現在物とは、主人公が生きている人の時に使う言い方で、「弱法師」や「景清」といった曲とともに、現在物で面を使用する難曲の一曲です。
通常現在物は直面(ひためん)と申しまして、素顔で勤めます。専用の面が有るということは、それだけ面に特別な表情が、有るということになります。
俊寛の面は、九皐会に2面ありまして、それぞれに表情が異なります。どちらの面で勤めるか、シテの嬉しい悩みどころです。
本番はどちらの面で出てくるのか、楽しみにしたいと思います。

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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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